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食いしばり・顎関節症  筋筋膜性口腔顔面痛について


●「最近、顎が疲れやすい...」

●「朝起きると顎が痛い...」

●「口を大きく開けづらい...」


こんな症状、どれか1つでも心当たりはありませんか?

これらは「顎関節症」からくる症状かもしれません。

顎の違和感の多くは、普段の生活習慣に由来するものが多く

・パソコン作業中の無意識の食いしばり
・寝ている間の歯ぎしり
・ストレス時の顎の緊張


つまり、現代人なら誰もが経験する可能性のある症状なんです。

心配なさらなくても大丈夫です。
適切なケアで、多くの方が症状の改善を実感されています。

以下に、当院での具体的な治療方法をご紹介します。

快晴鍼灸院では、顎や首、肩の筋肉のバランスを整えることで、このような症状にアプローチしています。皆様が快い日常生活を送れるようサポートいたします。丁寧な施術を通じて、あなたのお悩みに寄り添い、笑顔あふれる日々をサポートします。

爽快な笑顔は噛む筋肉と表情筋のケアを!!



【顎関節症】とは


顎の関節に関連する疾患であり、

・顎や顔の痛み
・口の開閉制限


などの症状が現れます。

原因は多岐にわたり、ストレートネックや自律神経失調症との関連性も指摘されていますが、現時点では医学的な根拠は不十分です。

当院では、以下の施術を行って顎関節症の症状を改善しています。

1.首や肩の筋肉の緊張をほぐす:
首や肩の筋肉の緊張は、顎関節の動きを妨げ、痛みや違和感の原因となります。マッサージやストレッチなどの施術を行い、筋肉の緊張をほぐします。

2.顎関節の動きを改善する:
顎関節の動きが制限されると、痛みや違和感、口の開閉制限などの症状が現れます。状況により関節運動療法などの施術を行い、顎関節の動きを改善します。

3.頭頚部のアライメントを整える:
頭頚部のアライメントが歪むと、顎関節に負担がかかり、症状が悪化する可能性があります。姿勢矯正などの施術を行い、アライメントを整えます。

4.咀嚼筋のバランスを整える:
咀嚼筋バランスの乱れは、顎関節症の発症や悪化に関与します。咀嚼筋トリガーポイント療法、筋膜リリース等の施術を行い、バランスを整えます。


顎関節症でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。



以下に顎関節症の病態について、詳細な解説をさせて頂きます。

 以下のような症状はございませんか?

1. 口が開けにくい:

口を大きく開ける動作が困難で、それに伴い痛みを感じることがあります。
口を開け自分の指3本が入らないと(顎関節症)かもしれません。


2. 物を噛む時に痛みがあり音が出る:

食事をするときや何かを噛むときに、顎や口の周辺に痛みを感じることがあります。嚙むときに顎から音が出たりしませんか?
軋り音、その他音が出る場合も顎関節症の疑いがあります。

3. 顎の痛み・顔の痛み:

顔面や顎全体に違和感や痛みを感じることがあります


4. 頬が締め付けられるような痛み:

頬の部分に圧迫感や締め付けられるような痛みを感じることがあります。マッサージをするとコリが刺激されて気持ち良い感じがすることも。

5.頭が詰まるような頭痛、頭重感を感じる

顎関節症(1型)と、緊張型頭痛は密接な関連性があります
例えば、コメカミの筋肉は噛む筋肉ですが、ここが凝りトリガーポイントが活性化すると頭痛、顎の痛み、歯の痛み等様々な症状を誘発します。


上記の症状に悩む方々に向けた当院の治療の紹介です。


このページの主な内容


1.新型コロナウイルス感染症と顎関節症:
食いしばり・噛みしめの増加


2.顎関節症の種類と筋筋膜性口腔顔面痛:
食いしばりとその治療について

3.ストレートネックと顎関節症:
頭部前方偏位による顎への応力

4.食いしばり・クレンチング症候群と自律神経失調症の関連性

5.内側翼突筋トリガーポイントと顎関節症・非歯原性歯痛の関連性

コロナ禍以後急増している顎関節症 顔・顎の痛み クレンチング 


新型コロナウイルスの影響で、私たちの生活は大きく変わりました。

その中で、私の鍼灸マッサージ治療院では、顎関節症の患者さんが増えていることを感じています。
特に、「食いしばり・噛みしめ」や「歯ぎしり」に悩む方々が増えています。


これまでにも、表情筋をほぐす施術の要求はありましたし、顎関節症を訴える方もおられましたが、ここ数年で増えた顔面部や顎関節周辺の痛み。これは、新型コロナウイルス感染症のストレスやマスク着用の影響が関連しているとも言われております。

さらに、スマホ首やストレートネックの増加、自律神経失調症といった病態も顎関節症と密接な関連があります。
これらの病態が顎関節症の患者増加につながっていると考えられます。

当院では、美容鍼施術のノウハウを活かし、顎関節症の治療にも対応しています。特に、咬筋にある(頬車)穴、外側翼突筋を狙う(下関)穴刺鍼は、即効性があり、患者様から好評を得ています。



顎関節症の病型と、当院で対応できる1型タイプについて

顎関節症の病型と、当院で対応可能な1型について説明します。

顎関節症は、主に4つ(または5つ)のタイプに分類されます。

1. 1型:咀嚼筋痛障害
(当院対応可)

・顎を動かす筋肉、特に咀嚼筋に痛みが生じる状態です。

2. 2型:顎関節痛障害
(状態により対応可)

・顎関節自体に痛みが生じ、顎の動きに制限が出る状態です。

3. 3型:顎関節円板障害

(当院対応不可)

・顎関節の円板が正常な位置や形状を保てず、顎の動きに影響を及ぼす状態です。

4. 4型:変形性顎関節症

(当院対応不可)

・顎関節の骨が変形し、長期的に顎の動きに影響を及ぼす状態です。

5. 5型:原因不明の顎関節周囲の痛み
(状態により対応可)

・心身的な問題により顎関節周囲に痛みを起こすものです。痛みの情動的側面が関わる典型的な症状です。



当院では、「顎関節症分類の1型」(咀嚼筋障害)の治療に対応しています。咬む筋肉が緊張し、顎を動かしたときに痛みを感じる状態、すなわち筋・筋膜性口腔顔面痛と呼ばれるタイプに対して、当院の施術が有効であると考えています。

頭の位置の異常による頭頚部の筋肉のバランス調整、咀嚼筋にできたトリガーポイントの治療により、顎関節症の改善に努めています。

一方、顎関節症の2型、3型、4型は、顎関節の関節機能の障害となりますので、歯科医院や口腔外科での根本治療が必要と考えています。


咀嚼筋とは物を咬む筋肉のことを指し
一般的に
1.咬筋
2.側頭筋
3.外側翼突筋
4.内側翼突筋

主に上記の4筋から構成されます
(厳密には補助的作用をする筋肉も他にあります。

(猫背)頭部前方移動とストレートネック、顎関節への応力


 顎関節症 足柄上郡 快晴鍼灸院 上右側の画像Cは「カパンディ関節の生理学Ⅲ I.A.KAPANDJI著 医歯薬出版; 1986
  より引用させていただいております。


テキストフローチャートで解説

以下は、「頭部の前方移動」が発端となる応力伝達を私が作成したイラストとプロンプトから、生成AIが作成した内容の一例です。ここでは頭部の前方姿勢を起点として説明しています。
(OpenAI o1で生成)

(頭部前方姿勢からの応力伝達メカニズム):

  1. 頭部前方姿勢(Forward Head Posture)の発生:
    日常生活(スマートフォン操作やパソコン作業など)の影響で頭部が前方に移動しやすくなる。これにより、頭部の重心が頸椎より前側に移動し、首や肩周りの筋肉・関節に余計な負荷がかかる。

  2. 頸部筋群・関節への過度な引張応力:
    頭部が前方に出ると、頭部を支えるために後頸部の筋群(後頭下筋群、僧帽筋上部線維、後頸部伸筋群)が持続的に緊張し、筋疲労・筋痛が生じやすい。
    同時に、前方で頭部を支える舌骨上筋群・下筋群、胸鎖乳突筋などもバランスを崩し、顎〜頸部周辺に複雑な筋緊張パターンが生まれる。

  3. 顎関節(TMJ)への影響:
    頭部が前方に移動すると、下顎の位置関係にも微妙な変化が起こりやすい。頭部が前に出ることで、下顎は相対的に後退または不自然な位置に置かれ、不正咬合や顎関節への不均衡な力が加わる可能性がある。これによって顎関節障害(TMD)のリスクが高まる。

  4. 慢性的な疼痛への波及:
    頸部の過度な緊張は肩甲帯や胸郭上部にまで応力を伝え、肩こりや上背部痛が発生。また、顎関節への負荷増大は顎関節痛や咀嚼障害、さらには頭痛(緊張型頭痛)へとつながる。
    このように、頭部前方姿勢が始点となり、頸部・顎関節・肩・背中へと痛みや不快感が連鎖的に拡大する。

応力フローチャート(頭部前方姿勢を起点とした例):
(OpenAI o1で生成)

以下のテキストフローチャートでは、頭部の前方移動という姿勢異常が起点となり、頸部・顎関節・肩背部へのストレスが連鎖的に広がるメカニズムを示しています。
┌───────────┐
│ 頭部前方姿勢の発生 │
└───────┬───┘
│ 重心が前方へ移動

┌─────────────┐
│ 後頸部筋群への過負荷 │
│(持続的な緊張・疲労蓄積)│
└───────┬─────┘


┌──────────────┐
│ 頸部〜肩周囲筋群の緊張増大 │
│(肩こり・上背部痛の発生) │
└───────────┬──┘


┌───────────────┐
│ 下顎の位置異常・咬合不正の誘発 │
│ (顎関節への不均一な応力) │
└───────────┬───┘


┌────────────┐
│ 顎関節痛・違和感 │
│ (顎関節症リスク増大) │
└─────────┬──┘


┌──────────┐
│ 頭痛・慢性疼痛化 │
│(緊張型頭痛など) │
└──────────┘


説明:
猫背等悪い姿勢で頭が前方に移動すると、首や肩の筋肉の構造により顎を下方向に気にする力が発生し、口を開けさせるような力が働きます。
この結果、これらの筋肉が疲労し、顎関節に負担の負担がかかり続け、顎関節障害や頭痛、肩こり、首のこりの原因になります。



顎関節症と密接に関わるストレートネック

・簡易解説と
・深堀解説
の二部構成となります

「ストレートネックって何?

「ストレートネック」について、わかりやすく説明していきます。

本来、私たちの首の骨(頸椎)は、前から見るとゆるやかなC字カーブを描いています。でも、スマートフォンやパソコンを長時間使用したり、姿勢が悪かったりすると、このカーブが失われて「まっすぐ」になってしまうことがあります。これが「ストレートネック」です!

ストレートネックになると、こんな症状が出やすくなります:
・首や肩のこり
・頭痛
・顎の痛み
・疲れやすい
・集中力が続かない

簡単なセルフチェック方法:
1. 横から鏡を見て、耳と肩を結ぶ線がまっすぐになっていませんか?
2. 高い枕を使わないと眠れませんか?
3. あごを胸につけるのが難しくないですか?

これらに当てはまる場合は、ストレートネックの可能性があります。

現代人の「首の病」ストレートネック


なぜ今、ストレートネックが問題なのか

私たちの首の骨(頸椎)は、本来美しいS字カーブを描いています。このカーブには深い意味があります。約4-5キロもある頭の重さを支え、歩くときの衝撃を和らげ、首の筋肉が最も効率よく働けるようにする——そんな重要な役割を担っているのです。

しかし、スマートフォンやパソコンが生活の中心となった現代社会では、このカーブが失われていく人が急増しています。特に若い世代での増加が顕著で、20代の約4割がストレートネックの傾向を示すという衝撃的な報告もあります。

首の姿勢が及ぼす意外な影響

スマートフォンを見るとき、私たちの首は平均して45度も前に傾いています。この時、頭の重さによる首への負担は約22キロにまで跳ね上がります。通常の4-5キロと比べると、その差は歴然です。これは、ペットボトル11本分の水を常に首で支えているようなものです。

この負担は、単に首の痛みだけにとどまりません。首の後ろの筋肉は常に緊張し、その緊張は肩甲骨周りの筋肉、さらにはあごの筋肉にまで波及していきます。まるで、一枚の布を端から引っ張ると、布全体にしわが寄るように、体全体に影響が広がっていくのです。

意外な影響:心と体のつながり

ストレートネックの影響は、身体的な症状だけにとどまりません。最新の研究では、首の姿勢が脳の活動にも影響を与える可能性が指摘されています。前頭葉の血流が変化し、集中力や記憶力に影響を与える可能性があるのです。また、自律神経の乱れを介して、睡眠の質が低下したり、予期せぬ疲労感を感じたりすることもあります。

デジタルネイティブ世代が直面する課題

特に注目すべきは、若い世代での症状の増加です。かつては40-50代で見られていた首の症状が、今では10代後半から20代前半の若者の間で急増しています。スマートフォンやタブレットと共に育った世代が、思いもよらない形で体の不調に直面しているのです。

科学的な対策とその実践

では、どのように対策すればよいのでしょうか。科学的な研究に基づくと、以下のようなアプローチが効果的とされています。

まず重要なのは、日常生活での環境整備です。パソコンのモニターは、目線がわずかに下向き(約15度)になる高さに設定します。スマートフォンを使用する際は、デバイスを目の位置まで持ち上げることで、首への負担を大きく軽減できます。

また、定期的な運動も重要です。特に効果的なのが「チンタック運動」と呼ばれる、あごを引く運動です。この簡単な運動が、首の深層筋を鍛え、正しい姿勢の維持に役立ちます。

未来への展望:テクノロジーと健康の共存

興味深いことに、このストレートネック問題に対して、テクノロジー自体が解決策を提供し始めています。姿勢推定AI(※注1)等の最新技術を用いた姿勢モニタリングや、それらに追随する新しい対策技術が開発されています。

また、この問題は個人の健康問題を超えて、社会的な課題としても認識されつつあります。働き方改革における職場環境の改善や、学校教育における予防対策の導入など、社会全体での取り組みも始まっています。

終わりに:現代人としての賢い付き合い方

ストレートネックは、デジタル社会がもたらした新しい健康課題と言えます。しかし、この問題は決して避けられない運命ではありません。正しい知識と適切な対策があれば、テクノロジーの利便性を享受しながらも、健康な体を維持することは十分に可能なのです。

私たちに必要なのは、この問題に対する正しい理解と、日常生活における小さな意識の積み重ねです。それが、将来の健康な生活を支える大きな力となるはずです。

※注1:姿勢推定AIについて
姿勢推定AIは、画像や動画から人の姿勢を認識・解析する技術で、健康管理やリハビリ、職場の姿勢改善など幅広い分野で活用されています。この技術は、ストレートネックの予防や改善にも役立ちます。 治療院が購入できるシステムが普及すれば私達、鍼灸マッサージ師も患者の病態分析にも大いに役立つことでしょう。

ストレートネックは、スマートフォンの使用やデスクワークによる不良姿勢が原因で起こりやすく、肩こりや頭痛、自律神経の不調を引き起こすことがあります。姿勢推定AIを使えば、首や肩の位置をリアルタイムでモニタリングし、不良姿勢を検出して正しい姿勢に戻すよう促すことが可能です。また、姿勢の変化を数値で示すことで、自分の改善状況を把握でき、モチベーション維持にもつながります。

さらに、AIは適切なストレッチや筋力トレーニングの指導、デスクワーク環境の改善提案も行えます。これにより、日常的な姿勢の悪化を防ぎ、ストレートネックのリスクを軽減します。ただし、AIの精度や利用環境、個人差への対応といった課題もあり、さらなる改良が求められています。

姿勢推定AIの進化により、誰でも簡単に使えるツールが普及すれば、ストレートネックの予防や治療がより効率的に行えるようになるでしょう。

食いしばり・クレンチング症候群と自律神経失調症の関連性

・食いしばり(クレンチング・クレンチング症候群)とは、歯を強くかみしめたり、左右に動かしたりすることで、咬筋や翼突筋などの顎周囲の筋肉に過剰な負荷をかけることです。
側頭下顎部障害と、筋・筋膜性口腔顔面痛の原因の要素となります。


1.食いしばり(クレンチング・クレンチング症候群)の定義:
食いしばりは、歯を強くかみしめたり、左右に動かしたりすることで、咬筋や翼突筋などの顎周囲の筋肉に過剰な負荷をかける状態です。

2.原因:
ストレスや不安、睡眠障害、歯並びの悪さなどが原因で起こることがあり、これらは自律神経失調症の一部の症状でもあります。

3.症状:
食いしばりのある方には歯ぎしりを伴うことも多く、その症状としては、歯のすり減りや欠け、顎関節症、咬筋や翼突筋のトリガーポイント活性化、頭痛や肩こり、筋膜性口腔顔面痛を伴う方々が多いです。

4.一般的な治療法:
第一に歯科医院を受診し、マウスピース・ナイトガードの作成、装着対象の症状か歯科医師の診断を仰ぐことは必須と私は考えます。状況によりかみ合わせの調整、歯並びの矯正などが必要な場合もあります。(医師による咬筋ボトックス注射という選択肢もあります。)

5.自律神経失調症との関連性:
食いしばりはストレスや不安、睡眠障害など自律神経失調症の症状により引き起こされることがあります。


6.当院の治療法:
当院では、食いしばりの原因となるストレスや不安、そして自律神経失調症を軽減するために、鍼灸での自律神経の調整や、マッサージでリラクゼーション効果を与える施術を行います。

7.筋肉、筋膜のリリース:
食いしばりによってこわばった咬筋や翼突筋をほぐすために、咬筋マッサージや咬筋・外側翼突筋トリガーポイント刺鍼などの施術を行います。

8.姿勢矯正:
頭部前方偏位やストレートネックが咬筋緊張の要因となっていると思われる方々には、姿勢矯正やストレッチなどのアドバイスも行っております。

9・美容面への影響:
症状を放置した場合、顎関節症だけでなく、美容面にも影響します。筋肉の緊張等によって表情筋がこわばると、表情が硬くなったり、しわやたるみが出来たりします。当院では、美容鍼も行っておりますので、食いしばり治療と併せて受けることで、お顔のリフトアップや小顔効果も期待できます。


内側翼突筋トリガーポイント  歯痛 耳鳴りに関与

側頭下顎部障害・顎関節症の治療と内側翼突筋の役割
顎関節症は、顎関節痛や歯痛、さらには耳鳴りを引き起こす可能性があります。これらの症状の一因となるのが、内側翼突筋という筋肉(左の画像)です。
 
右の画像はこの内側翼突筋トリガーポイントの関連痛の範囲です。
参考文献 トリガーポイントマニュアル 筋膜痛と機能障害. 第1巻 (頭頚部編) :; 著者: Janet G.Travell, David G.Simons 著ほか

・内側翼突筋と顎関節症・非歯原性歯痛の関連性について:
内側翼突筋という筋肉が顎関節症や非歯原性歯痛の一因となることについての説明です。

・当治療院の治療法の特徴:
当治療院が顎関節症の治療において、特に内側翼突筋に着目している理由とその方法についての説明です。内側翼突筋が関与する側頭下顎部障害・顎関節症は、顎関節痛や歯痛、さらには耳鳴りや頭痛を引き起こす可能性があります。



1.内側翼突筋と顎関節症・非歯原性歯痛のつながり:
内側翼突筋という筋肉が、顎関節症や歯が原因でない歯痛の一部を引き起こす可能性があります。

2.当院の特別な治療法:
当院では、顎関節症1型の治療に対応してますが、内側翼突筋の関連痛は重要視しております。この筋肉は大部分が下顎骨の奥に隠れており、触れることが困難である為に、容易にはゆるみません。下顎の内縁部分の筋腱移行部に適切な押圧を加えることで体に起きる特異な反射を用いて、筋緊張を和らげる施術を行っております。この施術は、筋肉の構造を深く理解する鍼灸・マッサージ師ならではの「筋構造の蝕知観察術」に基づいたものです。

3.内側翼突筋のトリガーポイント活性化の原因:
食いしばりや噛みしめ、歯ぎしり、ストレートネック等の姿勢などが、内側翼突筋のトリガーポイントを活性化させる可能性があります。

4.顎関節症の発症と治療の重要な要素:
これらの要素は顎関節症の発症に影響を与え、その治療において重要な役割を果たします。

5.歯や骨に異常がないのに歯痛が起こる原因:
内側翼突筋という筋肉は、歯や骨に異常がないのに歯痛を引き起こす可能性がある非歯原性歯痛の一因となることがあります。歯痛がある場合、まずは歯科医の診察が必要です。しかし、歯科医の診察で歯や骨に異常が見られない場合、筋・筋膜性口腔顔面痛という可能性も考えられます。その際、マッサージや鍼灸治療など、他の治療法も選択肢として考慮することが推奨されます。主治歯科医と相談の上来院されることをお勧めします。

6.顎関節症の自己治療の注意点:
顎関節症の治療において、自分でこの筋肉のケアは可能ですが、必ず専門家の指導のもとで行ってください。ご希望の方には当院でもアドバイスさせて頂きます。

7.トリガーポイント研究者の貢献:
トリガーポイント研究者であるジャネット・トラベル(※注記1)らの研究は、筋肉の痛みと不快感の治療に新たな視点を提供し、側頭下顎部障害・顎関節症や、筋・筋膜性口腔顔面痛の治療にも応用されています。


8.当院の治療法の基盤:
当院では、これらの研究を基にした治療法を用いて、側頭下顎部障害・顎関節症の患者様の痛みを和らげることを目指しています。この研究は、現代の筋肉や筋膜の痛みとそれによる機能障害の治療に大きな影響を与えています。
 尚、咀嚼筋トリガーポイントの活性化要因にマスク着用による開口制限が大きな要素となることも述べられてます。



注記※1
参考文献の著作者トリガーポイント研究者ジャネット・トラベル, デイヴィッド・サイモンズ
参考文献 トリガーポイントマニュアル 筋膜痛と機能障害. 第1巻 (頭頚部編) :; 著者: Janet G.Travell, David G.Simons 著 川原 群大(翻訳)





 

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