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TEL. 0465-83-0380
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顎関節症・食いしばり・顎や顔の痛みについて

Concept & Direction: Takahito Kubota × AI©
顎関節症:当院をご利用いただくことで期待できる変化
☀️ 朝の顎のこわばり・痛みの軽減
睡眠中の食いしばりによる筋肉の疲労をリセットし、朝起きた時のあごの重さや、食事の際の不快感を和らげます。
💆 頭痛・首肩こりの同時緩和
顎関節と連動して緊張している後頭下筋群や胸鎖乳突筋を緩めることで、慢性的な緊張型頭痛や首こりも楽になります。
🔍 原因不明の歯痛の判別
歯科で「異常なし」と言われた痛みの原因が、筋肉のトリガーポイントにあるのかを、31年の臨床経験に基づき的確に見極めます。
🛡️ マウスピースとの併用効果
歯科でのナイトガード治療を継続しながら、並行して筋肉の緊張を解くことで、マウスピースの効果をより引き出すことが可能です。
✨ 表情のやわらかさと美しさ
咀嚼筋の強張りが取れることで、お顔のラインが整い、印象が明るくなります。ご希望により美容鍼との併用も承ります。
食いしばり・顎関節症・顔のこりでお困りの方へ
── やはり‥最後は、鍼灸。
朝起きると顎がだるい。固いものを噛むと痛む。口を大きく開けにくい。 こめかみが張って頭が重い。歯科で診てもらっても歯には異常がない ── そんな症状でお困りではありませんか。
マウスピースを作った。噛み合わせも整えた。痛み止めも試した。 それでも残るこわばり、こめかみの重さ、奥歯のあたりに走る痛み。 そこに辿り着いたとき、「最後は鍼灸」と当院を選ばれる方が 少なくありません。歯や関節そのものではなく、顎を動かす筋肉に 原因が潜んでいるからです。
これらの症状の多くは、パソコン作業や就寝中の無意識の食いしばり、
そして頭部前方姿勢・ストレートネックが複雑に絡み合って生じています。
日本顎関節学会の分類では「I型・咀嚼筋痛障害(筋・筋膜性口腔顔面痛)」 と呼ばれるタイプで、現代の生活様式のなかで誰にでも起こりうる症状です。
マウスピースを医療保険で作ったが不具合により、初日以外装着していないと言う声、高額な自己負担でマウスピースを作ったが効果は??と言う声を昨今非常に多く耳にします。
但し、後述するTCH(歯列接触癖)による悪影響の防御策として、当院ではマウスピースの装着は推奨しております。
なぜ「最後は鍼灸」と言われるのか
顎関節症の治療は、まず歯科でマウスピースや噛み合わせの確認を行うことが第一です。 これは画像診断や歯科的処置でしか対応できない領域があるためで、 当院でもその順序を強くお勧めしています。
ただ、歯科治療を一通り受けたあとにも、筋肉そのもののこわばりや関連痛 が残ることがあります。咬筋・側頭筋・内側翼突筋といった咀嚼筋の深部に できたトリガーポイントは、マウスピースでは直接ゆるめられず、内服薬でも ピンポイントに届きにくい領域です。
ここで初めて、鍼とマッサージという「筋肉そのものに直接届く手段」 が役割を果たします。「やはり‥最後は、鍼灸」というのは、 鍼灸が万能だという意味ではなく、歯科では届かない筋肉性の痛みに対する、 理にかなった選択肢であるということです。
快晴鍼灸院が、鍼とマッサージでお手伝いできること
当院は31年の臨床経験と Travell & Simons『トリガーポイント・マニュアル』に基づく 施術を基盤としています。顎関節症のなかでも、当院で対応するのは I型(咀嚼筋痛障害)に絞り込んでいます。 具体的には次のようなアプローチを行います。
- 咀嚼筋トリガーポイント療法 ── 咬筋・側頭筋・外側翼突筋への鍼およびマッサージで、痛みの発生源となっている筋緊張をゆるめます。
- 内側翼突筋への独自アプローチ ── 下顎骨の奥に隠れて触れにくい内側翼突筋に、筋構造の触知観察術を用いて適切な押圧を加え、非歯原性歯痛・耳鳴り・顎の奥の痛みの背景にある筋緊張に働きかけます。
- 頭頚部のバランス調整 ── 頭部前方姿勢やストレートネックによって慢性化した後頭下筋群・胸鎖乳突筋・舌骨上下筋群の緊張を整え、顎にかかり続けている力を減らします。
- 鍼による自律神経調整 ── 食いしばりの背景にあるストレス・睡眠の浅さ・不安に対し、リラクゼーションと自律神経のバランス回復を促します。
- セルフケアのアドバイス ── 姿勢・日中の食いしばり気づき・ストレッチなど、ご自宅で続けられる方法をお伝えします。
「最後の選択」にふさわしい誠実さを
「最後は鍼灸」という言葉に応えるためには、こちらも誠実でなければならないと 考えています。当院ではI型以外(II型〜IV型)については、歯科・口腔外科への 受診を優先していただくようはっきりとお伝えしています。 画像診断や噛み合わせ調整、マウスピース作製は歯科の領域であり、 鍼灸マッサージで代替できるものではありません。
裏を返せば、歯科治療を受けても残ってしまう筋肉性の痛み・こわばり・関連痛 こそ、鍼灸が本領を発揮する領域です。すでに歯科に通われている方も、 まずはお気軽にご相談ください。現在の治療内容をお聞きしたうえで、 当院でできること・できないことをはっきりとお伝えします。
── やはり‥最後は、鍼灸。
その言葉にふさわしい施術を、開成町からお届けします。
足柄上郡開成町・南足柄市・小田原市・大井町・松田町・山北町から多数ご来院いただいております。
やはり最後は鍼の力!!
●「口が開かない」「噛むと痛い」その顎、関節ではなく"咀嚼筋"が悲鳴を上げています。●当院は31年、トリガーポイント療法ひと筋。
咬筋・側頭筋・内側翼突筋──歯科では届かない筋層へ、ミリ単位の精度で鍼を一本、置きにいきます。●目指すのは、開口域の回復と、噛むことへの安心。指三本が、再び自然に入る日常へ。
【顎関節症】とは
顎の関節に関連する疾患であり、
・顎や顔の痛み
・口の開閉制限
などの症状が現れます。
原因は多岐にわたり、ストレートネックや自律神経失調症との関連性も指摘されていますが、現時点では医学的な根拠は不十分です。
当院では、以下の施術を行って顎関節症の症状を改善しています。
1.首や肩の筋肉の緊張をほぐす:
首や肩の筋肉の緊張は、顎関節の動きを妨げ、痛みや違和感の原因となります。マッサージやストレッチなどの施術を行い、筋肉の緊張をほぐします。
2.顎関節の動きを改善する:
顎関節の動きが制限されると、痛みや違和感、口の開閉制限などの症状が現れます。状況により関節運動療法などの施術を行い、顎関節の動きを改善します。
3.頭頚部のアライメントを整える:
頭頚部のアライメントが歪むと、顎関節に負担がかかり、症状が悪化する可能性があります。姿勢矯正などの施術を行い、アライメントを整えます。
4.咀嚼筋のバランスを整える:
咀嚼筋バランスの乱れは、顎関節症の発症や悪化に関与します。咀嚼筋トリガーポイント療法、筋膜リリース等の施術を行い、バランスを整えます。
顎関節症でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
以下に顎関節症の病態について、詳細な解説をさせて頂きます。
以下のような症状はございませんか?1. 口が開けにくい:
口を大きく開ける動作が困難で、それに伴い痛みを感じることがあります。
口を開け自分の指3本が入らないと(顎関節症)かもしれません。
2. 物を噛む時に痛みがあり音が出る:
食事をするときや何かを噛むときに、顎や口の周辺に痛みを感じることがあります。嚙むときに顎から音が出たりしませんか?
軋り音、その他音が出る場合も顎関節症の疑いがあります。
3. 顎の痛み・顔の痛み:
顔面や顎全体に違和感や痛みを感じることがあります
4. 頬が締め付けられるような痛み:
頬の部分に圧迫感や締め付けられるような痛みを感じることがあります。マッサージをするとコリが刺激されて気持ち良い感じがすることも。
5.頭が詰まるような頭痛、頭重感を感じる
顎関節症(1型)と、緊張型頭痛は密接な関連性があります
例えば、コメカミの筋肉は噛む筋肉ですが、ここが凝りトリガーポイントが活性化すると頭痛、顎の痛み、歯の痛み等様々な症状を誘発します。
上記の症状に悩む方々に向けた当院の治療の紹介です。
このページの主な内容
1.顎関節症の種類と筋筋膜性口腔顔面痛:
食いしばりとその治療について
2.ストレートネックと顎関節症:
頭部前方偏位による顎への応力
3.食いしばり・クレンチング症候群と自律神経失調症の関連性
4.内側翼突筋トリガーポイントと顎関節症・非歯原性歯痛の関連性
顎関節症のタイプと、当院で対応できる範囲について
顎関節症とひと口にいっても、原因が「顎を動かす筋肉」にある場合もあれば、 「顎関節そのもの」や「関節円板」「骨の変形」など、歯科・口腔外科での評価が必要な場合もあります。
当院では、顎関節症の状態を理解するうえで、 日本顎関節学会が公表している顎関節症の病態分類 を参考にしながら、鍼灸マッサージ施術が役割を果たせる範囲と、 歯科・口腔外科での診察を優先すべき範囲を区別してご案内しています。
【当院は顎関節症を専門とする歯科医療機関ではありません。】
しかし、31年の臨床経験のなかで、咀嚼筋や首・肩まわりの筋緊張が関係する顎まわりの痛みについては、 筋・筋膜性疼痛の視点から対応してきました。
ご自身の症状がどのタイプに近いのかを知っていただくために、 以下では顎関節症の主な病態と、当院で対応できる範囲を整理します。
顎関節症の主な4つの病態
I型:咀嚼筋痛障害|当院が主に対応するタイプ
顎を動かす筋肉、特に咬筋・側頭筋・内側翼突筋などの咀嚼筋に痛みが生じている状態です。 筋肉の過緊張やトリガーポイント、首・肩まわりの筋緊張が関係している場合があります。
当院の鍼灸マッサージ施術が主に対象とするのは、この咀嚼筋痛障害に近い状態です。 顎関節そのものを治すというより、顎を動かす筋肉や、関連する首・肩・頭部周辺の緊張を整えることを目的とします。
II型:顎関節痛障害|状態により判断
顎関節そのものの靭帯や関節包などに痛みが出ている状態です。 筋肉の緊張が併存している場合には、周囲の筋緊張を和らげる目的で施術が役立つことがあります。
ただし、関節部分の炎症や痛みが強い場合、噛み合わせや関節構造の評価が必要な場合は、 歯科・口腔外科での診察を優先していただきます。
III型:顎関節円板障害|歯科・口腔外科での評価が必要なタイプ
顎関節の内部にある関節円板の位置や動きに問題が生じている状態です。 口を開けると音が鳴る、途中で引っかかる、大きく開けられないなどの症状が関係することがあります。
関節内部の構造に関わる問題であるため、当院ではこの病態そのものを施術対象とはしていません。 必要に応じて、歯科・口腔外科での評価をおすすめします。
IV型:変形性顎関節症|歯科・口腔外科での専門的評価が必要なタイプ
顎関節の骨に変形がみられる状態です。 画像検査や専門的な診断が必要となる領域であり、当院では対応していません。
顎関節の変形が疑われる場合や、強い痛み・開口制限が続く場合は、 歯科・口腔外科での診察を優先してください。
分類だけでは説明しきれない顎まわりの痛みについて
顎関節や骨、関節円板に明らかな異常が見つからない場合でも、 顎まわりの痛みや違和感が続くことがあります。
その背景には、咀嚼筋の緊張、歯の接触癖、食いしばり、首・肩のこわばり、 睡眠やストレス、自律神経の緊張など、複数の要因が重なっていることがあります。
当院では、こうした状態を「気のせい」とは考えません。 ただし、心理的要因や慢性痛の要素が強い場合には、歯科、口腔外科、心療歯科、心療内科などの専門的な評価が必要になることもあります。
筋緊張が前面に出ている場合には、鍼灸マッサージによって顎・首・肩まわりの緊張を和らげることで、 痛みや不快感の軽減を目指します。
(猫背)頭部前方移動とストレートネック、顎関節への応力

Concept & Direction: Takahito Kubota × AI©
画像の一部に「カパンディ関節の生理学Ⅲ I.A.KAPANDJI著 医歯薬出版; 1986」 より引用させていただいております。
なぜ「顎関節症」「食いしばり」は、首や肩から始まるのか
「顎が痛い」
「口が開けにくい」
「噛むと音がする」
──これらは顎関節症の代表的なサインです。
しかし、その本当の原因が顎そのものではなく、
首や姿勢の崩れが大きな要因
になっていることをご存じでしょうか。
スマートフォンやパソコンを長時間使う毎日のなかで、私たちの首は本来のゆるやかなカーブを失い、まっすぐになっていきます。
これが ストレートネック です。背中は丸まり、頭は前へ前へと突き出ていく 猫背 の姿勢が定着すると、頭の重み(およそ5〜6kg)を支える首や肩の筋肉には、本来の何倍もの負担がのしかかります。
やがて、首と肩の筋肉がガチガチに固まると、その緊張は下顎(したあご)にまで波及していきます。
無意識のうちに歯を強く噛みしめる 食いしばり が習慣化し、顎の関節と咀嚼筋(そしゃくきん)に絶え間ないストレスが加わる
──これが、姿勢が一つの要因となる「顎関節症」 が発症・悪化していく一因です。
下のフローチャートは、姿勢の崩れを起点として、痛みがどのように首 → 肩 → 顎 → 頭痛へと連鎖していくのかを、6つの段階で示したものです。当院ではこの流れを 「痛みの川」 と呼んでいます。
ご自身の症状が、いまどの段階にあるか──確かめながらご覧ください。
応力フローチャート
(頭部前方姿勢を起点とした例):
※注記:顎関節症のすべてが姿勢から起こるわけではありません。しかし、頭部前方姿勢や首・肩の緊張が、咀嚼筋や顎関節への負担に関係するケースがあります。以下の図は、その一例としての「痛みの連鎖」を示したものです。

積み木でも解説してみました

Concept & Direction: Takahito Kubota × AI©
頭部前方姿勢により、首・肩・顎関節へ負担が連鎖する仕組みを積み木で表現した解説図です。開成町・足柄上郡の快晴鍼灸院では、食いしばりや顎関節症を姿勢と筋緊張の関係から考えます。
説明:
猫背等悪い姿勢で頭が前方に移動すると、首や肩の筋肉の構造により顎を下方向に気にする力が発生し、口を開けさせるような力が働きます。
この結果、これらの筋肉が疲労し、顎関節に負担の負担がかかり続け、顎関節障害や頭痛、肩こり、首のこりの原因の一つと考えられます。
顎関節症と密接に関わるストレートネック
・簡易解説と・深堀解説
の二部構成となります
「ストレートネックって何?
「ストレートネック」について、わかりやすく説明していきます。本来、私たちの首の骨(頸椎)は、前から見るとゆるやかなC字カーブを描いています。でも、スマートフォンやパソコンを長時間使用したり、姿勢が悪かったりすると、このカーブが失われて「まっすぐ」になってしまうことがあります。これが「ストレートネック」です!
ストレートネックになると、こんな症状が出やすくなります:
・首や肩のこり
・頭痛
・顎の痛み
・疲れやすい
・集中力が続かない
簡単なセルフチェック方法:
1. 横から鏡を見て、耳と肩を結ぶ線がまっすぐになっていませんか?
2. 高い枕を使わないと眠れませんか?
3. あごを胸につけるのが難しくないですか?
これらに当てはまる場合は、ストレートネックの可能性があります。
食いしばり・クレンチングと自律神経の関わりについて
日常的に歯を強く噛みしめる「食いしばり(クレンチング)」は、単にあごの筋肉が疲れるだけでなく、全身のバランスや自律神経の働きとも深く密接に関わっています。当院では、31年の臨床経験に基づき、咀嚼筋(噛む筋肉)と全身の連動性に着目したアプローチを行っています。
1. 食いしばり(クレンチング)の定義と身体への負荷
食いしばりとは、上下の歯を強い力で接触させ続ける状態を指します。最近では強い力だけでなく、微弱な力でも無意識に歯を接触させ続けてしまう「TCH(歯列接触癖)」も、顎周囲の筋肉を疲弊させる要因として注目されています。
これらにより、咬筋(こうきん)や側頭筋、翼突筋(よくとつきん)などの筋肉に過剰な負荷がかかり、筋・筋膜性口腔顔面痛や顎関節症(I型)を引き起こす大きな要因となります。
※本図は理解を目的とした模式図であり、解剖学的構造を簡略化して表現しています。
【図解】左:歯が接触し筋肉が緊張した状態(TCH) / 右:2〜3mmの隙間があり筋肉がリラックスした状態(安静位空隙)
2. 原因:ストレスと自律神経のオーバーヒート
食いしばりの主な原因には、精神的なストレスや不安、睡眠の質の低下などが挙げられます。
これらは自律神経のうち、身体を緊張させる「交感神経」を優位にします。交感神経が過剰に働くと、無意識のうちに咀嚼筋に力が入り、睡眠中や日中の作業中に「噛みしめ」が定着してしまうのです。つまり、食いしばりは身体からの大切な「ストレスサイン」の一つとも言えます。
3. 放置することで現れる主な症状
食いしばりが慢性化すると、以下のような連鎖的な不調が現れやすくなります。
- 口腔内の変化: 歯の摩耗(すり減り)、欠け、歯ぐきの違和感。
- 筋肉の硬結: 咬筋や翼突筋に「トリガーポイント(痛みの引き金)」が形成され、顔面痛や側頭部痛を引き起こす。
- 全身への波及: 顎の緊張が首の筋肉(胸鎖乳突筋など)に伝わり、慢性的な肩こりや頭痛、倦怠感に繋がる。
4. まずは専門医(歯科・口腔外科)での診断を
食いしばりや顎の痛みを感じた際、第一に推奨されるのは歯科医院の受診です。マウスピース(ナイトガード)の作成や、噛み合わせのチェック、歯科医師による診断(必要に応じたボトックス療法など)を受けることは、構造的な問題を解決するために必須であると当院では考えております。その上で、筋肉の緊張が取りきれない場合に、鍼灸やマッサージが大きな役割を果たします。
快晴鍼灸院による臨床アプローチ
当院では、歯科的なアプローチと並行して、「筋肉(筋膜)」と「神経系」の両面から食いしばりによる不調を緩和していきます。
1.咀嚼筋・筋膜(Fascia)への精密なリリース
食いしばりによって持続的に収縮し、血流が低下した咬筋や外側翼突筋に対して、トリガーポイント刺鍼や徒手によるマッサージを行います。特に深層にある翼突筋へのアプローチは、顎の開きやすさや痛みの軽減に即効性を期待できるケースが多くあります。
2.自律神経バランスの調整とリラクゼーション
交感神経が優位になり、常に緊張状態にある身体を、鍼灸やマッサージによってリラックス状態(副交感神経優位)へ導きます。全身の緊張が解けることで、無意識の噛みしめ頻度を減らす土壌を整えます。
3.姿勢矯正とストレートネックへの対応
食いしばりがある方の多くは、頭部が前方に突き出た「前方頭位(フォワードヘッドポスチャー)」やストレートネックが見られます。この姿勢は物理的に顎を引く筋肉を緊張させます。当院では姿勢指導やストレッチのアドバイスを通じて、顎への負担を根本から軽減します。
4.【補足】美容面へのポジティブな影響
食いしばりによって咬筋が発達しすぎると、エラの張りや顔の横幅が広がる原因となります。また、表情筋がこわばることで血流が滞り、しわやたるみに繋がることも少なくありません。
食いしばりへの施術によって筋肉の過緊張が解けると、結果としてお顔のラインが整い、表情が柔らかくなる「リフトアップ効果」を実感される方も多くいらっしゃいます。当院では美容鍼も併用可能ですので、機能改善と並行して健康的な美しさをサポートいたします。
内側翼突筋の役割:顎関節症・歯痛・耳鳴りとの深い関係
「歯や骨には異常がないと言われたのに、奥歯が痛む」「顎を動かすと耳の奥に違和感がある」……。こうした症状の背景には、あごの深層にある「内側翼突筋(ないそくよくとつきん)」のトリガーポイントが隠れていることが少なくありません。

【関連痛の範囲】筋肉のコリ(TP)が、歯、耳、顎関節へと痛みを飛ばす(※参考文献より引用)。
1. 内側翼突筋と「非歯原性歯痛」のつながり
内側翼突筋にトリガーポイント(過敏な痛みの点)が形成されると、その痛みは筋肉の場所だけでなく、歯や顎関節、さらには耳の深部へと放散されます。これが「歯に異常がないのに痛む」という非歯原性歯痛の一因です。
【重要】 歯の痛みを感じる場合、まずは歯科医院を受診し、虫歯や歯周病、骨の異常がないか診断を受けることが必須です。歯科医師の診察で原因が見当たらない場合、当院が専門とする「筋・筋膜性口腔顔面痛」の可能性が高まります。
2. 当院独自の「筋構造 蝕知観察術」によるアプローチ
内側翼突筋は下顎骨の裏側に隠れているため、表面からのマッサージでは直接触れることが困難な部位です。当院では、31年の臨床経験で培った「筋構造の蝕知観察術」に基づき、以下のアプローチを行います。
- 特異反射を用いた緊張緩和: 下顎の内縁部分、特に筋腱移行部への適切な押圧により、生体特有の反射を引き出し、深層の緊張を間接的に緩めます。
- トリガーポイント刺鍼: 解剖学的構造を正確に把握した上で、必要に応じて深層へアプローチし、血流改善を促します。
3. トリガーポイント活性化の要因
内側翼突筋が過度に緊張する要因には、以下のような現代生活特有の負担が挙げられます。
- 強い食いしばり、夜間の歯ぎしり(クレンチング)
- ストレートネックや前方頭位などの姿勢の乱れ
- 長時間のマスク着用: マスクによる開口制限や耳への負担が、咀嚼筋の持続的な緊張を招く要因となることが、近年の臨床でも報告されています。
4. 世界的な研究に基づいた信頼の施術
当院の施術は、トリガーポイント研究の先駆者であるジャネット・トラベル(Janet G. Travell)博士とデイヴィッド・サイモンズ博士による学術的知見を基盤としています。
参考文献:
『トリガーポイント・マニュアル 筋膜痛と機能障害 第1巻(頭頸部編)』
著者:Janet G. Travell, David G. Simons / 翻訳:川原群大
これらの世界的な研究は、現代の筋膜痛治療に多大な影響を与えています。当院では、この理論を日本の鍼灸・マッサージの技術に統合し、患者様一人ひとりの症状に合わせた最適な緩和ケアを目指しています。
顎関節症の改善には、ご自身でのケアも有効ですが、誤った場所への強い押圧は症状を悪化させる恐れがあります。当院では、症状に合わせて安全に行えるセルフケア指導も実施しております。ご希望の方はお気軽にご相談ください。
顎関節症の鍼灸治療について|よくあるご質問FAQ
歯科を受診したあとも、「鍼灸で本当に良くなるのか」「どんな施術なのか」と不安を抱えてお問い合わせをいただきます。ここでは、患者さまから実際にいただくご質問の中から、特に多いものをまとめました。
Q1. 顎関節症に鍼灸は本当に効果がありますか?
顎関節症のなかでも、咀嚼筋(咬筋・側頭筋・内側翼突筋など)の過緊張やトリガーポイントが関係する I型(咀嚼筋痛障害) に対しては、鍼灸マッサージが筋肉性の痛みやこわばりに直接届く手段として、補完的な役割を果たすと考えられています。
ただし、すべての顎関節症に鍼灸が適応するわけではありません。関節円板や骨の構造に関わるII〜IV型については、歯科・口腔外科での評価が必要です。当院では初回のご相談時に、I型に近い状態かどうかを丁寧に判断し、適応外と判断した場合は速やかに歯科をご案内します。
Q2. 顎に鍼を刺すのは痛くないですか?怖いです。
当院で使用する鍼は髪の毛ほどの細さ(直径0.16〜0.20mm)で、注射針の約1/10です。多くの方は「刺された感覚がほとんどなかった」とおっしゃいます。
ただし、咀嚼筋のトリガーポイントに鍼が届いた瞬間は、ズーンとした重い感覚(響き) が出ることがあります。これは痛みではなく、筋肉が反応している証です。31年の臨床経験に基づき、刺激量は患者さまの感受性に合わせて細かく調整しますので、初めての方もご安心ください。
Q3. 何回くらい通えば変化を感じられますか?
症状の長さや状態によって個人差がありますが、目安として 3〜5回の施術 で何らかの変化を感じられる方が多くいらっしゃいます。
長年の食いしばりや姿勢の癖が背景にある場合、筋肉のこわばりが定着しているため、より時間をかけて整えていく必要があります。初回の施術後に、症状の見立てと、推奨する通院頻度について丁寧にご説明します。「あと何回必要か」が見えない不安は、初回のご来院時にすべて解消していただきます。
Q4. 歯科で処方されたマウスピース(ナイトガード)を使っていますが、鍼灸と併用できますか?
はい、併用していただいて全く問題ありません。むしろ強く推奨しています。
マウスピースは夜間の歯ぎしりから歯と関節を守る重要な装具で、当院でも装着の継続をお勧めしています。マウスピースが構造的に保護する一方で、鍼灸マッサージは咀嚼筋そのもののこわばりを直接ゆるめます。役割が異なるため、両者の併用が最も合理的なアプローチです。
Q5. 歯科で「異常なし」と言われた歯の痛みも相談できますか?
はい、ぜひご相談ください。歯や歯ぐきに異常がないにもかかわらず歯のような痛みを感じる症状は 「非歯原性歯痛(ひしげんせいしつう)」 と呼ばれ、その背景に咀嚼筋、特に内側翼突筋のトリガーポイントが関係していることがあります。
ただし、まず歯科で虫歯・歯周病・歯根の異常がないことを確認していただくことが大前提です。歯科で異常なしと診断されたうえでなお続く痛みについて、筋肉が原因の可能性があるかを判断するお手伝いをします。
Q6. ストレートネックや猫背の改善も一緒にお願いできますか?
はい。顎関節症の背景には、ほぼ必ず頭部前方姿勢・ストレートネック・猫背が関係しています。後頭下筋群、胸鎖乳突筋、僧帽筋上部などの首・肩の筋緊張を整えることは、顎への負担を減らすうえで欠かせません。
当院では顎まわりの施術と並行して、首・肩・上背部のバランス調整、そしてご自宅で続けられる姿勢のセルフケアアドバイスもお伝えしています。
Q7. 健康保険は使えますか?費用はどのくらいかかりますか?
顎関節症に対する鍼灸施術は、自費診療となります。健康保険の鍼灸適用は限定的な疾患に限られており、顎関節症は原則として対象外です。
費用の詳細につきましては、施術メニューのページ をご覧ください。初診時にも丁寧にご説明し、ご納得いただいてから施術を開始します。
Q8. 子どもや高齢の家族でも受けられますか?
はい、年齢を問わず対応可能です。31年の臨床経験 の中で、10代の学生さんから80代の方まで、幅広い年齢層の顎関節症の方を施術してまいりました。
刺激量は年齢・体力・症状に応じて細かく調整します。ご高齢の方や鍼に強い不安を感じる方には、マッサージ中心の施術もご用意していますので、ご希望をお伝えください。
お問い合わせ
【足柄上郡 開成町・南足柄市・小田原市】
【マッサージ・鍼灸・整体】は
快晴鍼灸院(カイセイシンキュウイン)
所在地:
足柄上郡開成町吉田島4345-5 杉山ビル1-C
提供サービス:
- 指圧・マッサージ
- 鍼灸治療
サービス提供主地域:
足柄上郡
足柄上郡開成町
足柄上郡大井町
足柄上郡松田町
足柄上郡山北町
南足柄市
小田原市
連絡先:
0465-83-0380
受付時間:午前8時より
営業時間:
10:00 ~21:00
(一定人数到達次第受付を終了させて頂きます。)
(土曜日・日曜日も営業しております)
定休日:
木曜


